必ず審査が通る?審査なしのクレジットカードはあるのか?わかりやすく解説

クレジットカードは手軽に利用できる支払手段ですが、審査に通過できるか不安に思う人もいるのではないでしょうか。

特に専業主婦や学生など安定した収入がない人や、過去に金融事故をおこした人にとっては、かならず審査が通るクレジットカードがあれば心強いでしょう。

クレジットカードを発行するためには、審査が必要です。

審査は法律によって義務付けられているため避けられません。

ただ、審査に通過しやすいクレジットカードや、審査なしで発行できる代替カードがあります。

今回の記事では、クレジットカードの審査落ちの原因や審査に通るコツを詳しくご紹介します。クレジットカードを持ちたいけれど審査が不安な人は、ぜひ参考にしてください。

  1. クレジットカードを審査なしで利用できない理由
    1. クレジットカードの入会で審査が必要な理由
    2. クレジットカードの審査通過率は75%前後
  2. クレジットカード審査に通るためのコツ
    1. 年会費無料のクレジットカードを選ぶ
    2. 利用限度額を30万円以内で希望する
    3. 即日発行に対応しているクレジットカードを選ぶ
    4. 申込内容は正確に入力する
    5. 本人確認書類を事前に準備しておく
    6. キャッシング枠は0円で申し込む
  3. 審査が通ると評判のおすすめクレジットカード10選
    1. 【アコムACマスターカード】全国600店舗以上ある無人契約機なら即日発行可能
    2. 【プロミスVisaカード】原則勤務先への在籍確認なしで発行できる
    3. 【Tカード プラス(SMBCモビット next)】WEBから随時審査状況 を確認できる
    4. 【三井住友カードナンバーレス】最短5分!デジタルカードが即日発行可能
    5. 【楽天カード】収入条件がなくパートでも審査に通りやすい
    6. 【エポスカード】マルイ店舗なら最短当日にカードを受け取れる
    7. 【JCBカードW】39歳以下限定!40歳以降も年会費は永年無料
    8. 【イオンカード(WAON一体型)】イオン店舗ならETCカードも即日発行可能
    9. 【Nexus Card】デポジット型で限度額を自由に設定できる
    10. 【ライフカード】3万円や5万円の少額限度額から選択可能
  4. 審査なしで利用できるプリペイド式クレジットカード
    1. 【Kyash】支払いは翌月末!あと払いで現金用意が不要
    2. 【dカードプリペイド】ドコモの電話料金合算払いからもチャージできる
    3. 【au PAYプリペイドカード】Ponta ポイントが貯まる!チャージにも利用可能
    4. 【Visa LINE Payプリペイドカード】タッチ決済なら2%のポイントが還元される
  5. クレジットカード審査でチェックされる3つのポイント
    1. 申込内容と本人確認書類
    2. 年収や勤務先情報
    3. 信用情報機関のクレジットヒストリー
  6. クレジットカード審査に落ちる原因
    1. 書類の不備やウソの申告
    2. 本人や勤務先への在籍確認が取れない
    3. 他社のクレジットカードで延滞している
    4. 複数社のクレジットカードに申し込んでいる
    5. 他社のクレジットカードやカードローンの借入額が多い
  7. まとめ

クレジットカードを審査なしで利用できない理由

クレジットカードを審査なしで利用できない理由

クレジットカードは審査なしで発行できません。

なぜなら、クレジットカードは「代金を立て替える=お金を貸すサービス」を提供しているからです。

お金を貸す場合カード会社は、利用者の支払能力を調査する必要があります。

18~25歳の男女300人へ実施した、クレジットカードに関するアンケート※では、21.7%もの人が「審査に100%通る」と思っています。

しかし実際の審査通過率は75%前後で、かならず審査に通過できるわけではありません。

ただ、約4人のうち3人が審査に通過しているため、審査のハードルは比較的低いと言えます。

クレジットカードの審査はなぜ必要なのか、審査通過率から分かる審査の難易度を詳しく解説します。

参考情報

日本クレジット協会「マイナビ学生の窓口調べによるアンケート結果」
https://www.j-credit.or.jp/customer/credit-education/examination/index.html

クレジットカードの入会で審査が必要な理由

クレジットカードは割賦販売法の「過剰与信防止義務」により、審査を義務付けられています。

割賦販売法「過剰与信防止義務」

クレジット業者に対し、指定信用情報機関を利用した支払能力調査を義務づけるとともに、支払い能力を超える与信を禁止。
引用元:政府広報オンライン公式サイト

クレジットカードはあと払いとして、カード会社が代金を立て替えます。

クレジットカード決済は、手元の現金が減らないため、使い過ぎによって後日代金が支払えないなどのリスクがあります

過剰与信防止義務は、利用者の生活を守るために定められた必要な調査です。

支払能力の調査では、収入や生活費・クレジット債務などから、1年間あたりのクレジットカードで支払える「支払可能見込額」を算出します。

クレジットカードは、算出された支払可能見込額を考慮し、限度額や発行有無を決定しています。

クレジットカードの審査通過率は75%前後

クレジットカードの審査通過率は、比較的高い75%前後です。

日本クレジット協会が、クレジットカードの利用者数を調査した統計では、下記のような結果が出ています。

クレジットカードの審査通過率
対象年(対象社数) 申込件数 (万件) 契約件数(万件) 成約率(%)
2018年(282社) 3,109 2,361 75.9
2019年(275社) 3,362 2,559 76.1
2020年(274社) 2,799 2,067 73.8
2021年(282社) 3,141 2,363 75.2
2022年(270社) 3,587 2,699 75.2

参照:日本クレジット協会「クレジット関連統計」

審査通過率を見てわかる通り、クレジットカードの審査は決して厳しいとは言えません。

審査なしのクレジットカードはありませんが、延滞や多額の債務があるなどの問題がなければ、審査に通過できる確率は高いでしょう。

クレジットカードの審査基準も各カード会社で異なるため、諦めずに申し込んでみることをおすすめします。

クレジットカード審査に通るためのコツ

クレジットカード審査に通るためのコツ
クレジットカードの審査に通るコツをご紹介します。

クレジットカードの申込時に、何気なく選んでしまう項目でも、選択を間違えると審査が厳しくなる可能性があります。

たとえば多めの限度額やキャッシング枠を設定すれば利便性が向上するため魅力に感じますが、審査が不安であれば注意が必要です。

なかでもキャッシング枠を希望すると、通常とは別の審査が必要になるため、申込時は避けるべき項目です。

申込時の入力作業や書類提出でミスがあった場合も、審査が長引いたり審査に落ちたりする可能性があります。

審査のハードルを上げないためには、細かいポイントに注意して申し込むことが大切です。

年会費無料のクレジットカードを選ぶ

クレジットカードの審査に通りたいなら、年会費無料の一般カードを選びましょう。

クレジットカードは、年会費を支払う必要があります。

年会費は、カード会社が継続してクレジットサービスを提供するために、必要な費用です。

ただ、一番グレードの低い「一般カード」の多くは、年会費無料で利用可能です。

クレジットカードのグレードは、「一般ゴールドプラチナブラック」と4段階あり、グレードが高くなるほど限度額や付帯特典が豊富になります。

高グレードのクレジットカードは、手厚いサービスが受けられる一方で、申込基準や年会費が高くなり、審査のハードルも上がります。

年会費無料の一般カードであっても十分なサービスが受けられるため、審査が不安な人は一般クレジットカードおすすめです。

利用限度額を30万円以内で希望する

クレジットカードの審査は、30万円以内の限度額を希望する場合、例外措置によって一部の審査が省略可能になります。

包括クレジットに関する例外措置「少額限度額」

限度額が30万円以下のクレジットカードを発行するとき過剰な債務や延滞などを確認する簡易な審査で発行可能とする。
引用元:行政広報オンライン

クレジットカードの限度額はあとからでも増額可能です。

むしろクレジットカードを発行してから増額を希望したほうが、利用実績が生まれるため審査に通過しやすくなるかもしれません。

ただ、クレジットカードのなかには、申込時に限度額を希望できないケースもあります。

申込時に限度額を希望できるときは、限度額をなるべく必要最低限の30万円以内に抑えましょう。

即日発行に対応しているクレジットカードを選ぶ

審査が不安なら、即日発行に対応しているクレジットカードがおすすめです。

クレジットカードの審査は、発行までの時間が長いほど慎重になる傾向があり、通常3日~1週間程度かかります。

一方、即日発行できるクレジットカードは、限度額が低いケースが多く簡易審査が適用され、審査のハードルが低くなる可能性があります。

クレジットカードを選ぶ際は、特徴だけでなく発行時間も確認しておきましょう。

店頭発行やデジタルカードに対応しているクレジットカードは、当日中に発行できるケースが多いです。審査が不安な人は、即日発行できるクレジットカードがおすすめです。

申込内容は正確に入力する

審査に通過したいなら、申込内容は正確に入力しましょう。

審査では、申込内容にある本人情報や家族構成・年収などの情報を確認します。

申告内容に誤りがある場合、信用情報の取得に時間がかかったり、本来よりも限度額が少なくなったりする可能性があります。

申込内容の誤りは、審査に時間がかかるだけでなく、落ちてしまう恐れもあるため注意しましょう。

連絡先の入力ミスにも注意が必要です。

数字やアルファベットの入力ミスは起こりがちで、審査に関わる連絡が取れずに発行できないことも珍しくありません。

連絡先は、本人確認や審査結果の連絡などで必要となるため、念入りにチェックしましょう。

クレジットカードでの申込時は誤りを防ぐためにも、かならず申告内容の再確認が必要です。

本人確認書類を事前に準備しておく

審査に通過したいなら本人確認書類は、事前に準備しておきましょう。

各カード会社で必要な書類は異なりますが、三井住友カードの場合、認められる本人確認書類は下記の通りです。

本人確認書類として認められる書類
現住所記載の本人確認書類のコピー
※2種類必要
・運転免許証/経歴証明書
・パスポート
・健康保険証
・住民票または印鑑登録証明書
・個人番号(マイナンバー)カード
現住所記載の本人確認書類が1種類しかない場合の追加書類 ・公共料金の領収証書
・社会保険料の領収証書
・国税、地方税の領収証書または納税証明書
現住所記載の本人確認書類がない場合 現住所ではない本人確認書類のコピー1種類+領収書などのコピー2種類

引用元:三井住友カード公式サイト

本人確認書類は、運転免許証やマイナンバーカードなどの、顔写真付き証明書があれば問題ありません。ただカード会社によって、2種類の本人確認書類が必要な場合もあれば、1種類のみで発行できる場合もあります。

本人確認書類が提出できなければ、審査落ちやクレジットカードを受け取れないリスクがあります。

提出する書類はクレジットカード会社で異なるため、事前に必要書類を把握しておきましょう。

キャッシング枠は0円で申し込む

クレジットカードの審査をスムーズに通過するためには、キャッシング枠を0円で申し込みましょう。

クレジットカードには、買い物時に利用する「ショッピング枠」と、設定された額内の現金を借りられる「キャッシング枠」があります。

キャッシング枠があれば緊急時にコンビニなどからすぐお金を借りられるメリットがあります。

ただ、キャッシング枠とショッピング枠は異なる審査が必要です。

クレジットカードのキャッシング枠は、「貸金業法」に基づいて審査します。

貸金業法に基づく審査では、借入額が年収の三分の一までと制限があり、細かい返済能力の調査が必要です。

キャッシング枠を希望すると貸金業法の審査も別途必要になるため、審査に時間がかかり厳しくなる傾向にあります。

キャッシング枠は、あとからでも付帯可能です。

審査通過を優先するなら、キャッシング枠は0円で申し込みましょう。

審査が通ると評判のおすすめクレジットカード10選

クレジットカードの審査が通りやすいと評判の、おすすめクレジットカードを10選ご紹介します。

18歳以上なら収入条件問わず誰でも申し込めたり、在籍確認を原則不要にしていたりと、審査が不安な人にピッタリなクレジットカードを厳選しました。

また、事前に支払う保証金が限度額となる、デポジット型クレジットカードもご紹介します。

デポジット型クレジットカードは、保証金で信用を示すため審査のハードルが低く、過去に金融事故をおこした人でも発行できる可能性があります。

ご紹介するクレジットカードの条件や特典を確認し、自分に適したクレジットカードを見つけてください。

【アコムACマスターカード】全国600店舗以上ある無人契約機なら即日発行可能

ACマスターカード
アコムACマスターカードは、全国600店舗以上(2023年7月現在)※ある無人契約機で、即日発行できるクレジットカードです。

アコムACマスターカードは、大手消費者金融のアコムが発行するクレジットカードです。

街中でアコムの看板(自動契約機)を目にする人も多いのではないでしょうか。

自動契約機(むじんくん)では、カードローン以外にクレジットカードの発行にも対応しているため、最短即日でクレジットカードが発行できます

参考情報

アコム公式サイト「店舗・ATM検索」
https://store.acom.co.jp/acomnavi/spot/list?c_d10=1

アコムの審査は最短30分で、アルバイトやパートの人でも申込可能です。

カードローンの機能が付帯しているクレジットカードであるため、出先で現金が必要になってもすぐに借りられるメリットがあります。

急な出張や海外旅行などで、すぐにクレジットカードが欲しい人はACマスターカードがおすすめです。

ACマスターカード基本概要
申込対象 ・20歳以上
・本人に安定した収入がある人
・アコムの会員であること
利用限度額 ・最高300万円
年会費 ・無料
還元率 ・0.25%
発酵期間 ・最短即日

【プロミスVisaカード】原則勤務先への在籍確認なしで発行できる

プロミスVisaカード
プロミスVISAカードは、原則勤務先への在籍確認なしで発行可能です。

クレジットカードによっては、審査時に勤務先へ電話で在籍確認をおこなう場合があります。

在籍確認を実施したときに「勤務先へ電話がつながらない」となると、審査時間が長引いたり審査落ちとなったりするため注意が必要です。

原則在籍確認なしであれば、電話時間を省けてつながらずに審査落ちとなるリスクも軽減できるでしょう。

プロミスVISAカードは大手消費者金融が発行するため、職場の人にバレたくない人も多いと思います。

しかし、プロミスVisaカードは万が一在籍確認が必要になっても、発行元である「三井住友カード」名義で電話をかけるため、バレる心配はありません。

プロミスVisaカードは、原則在籍確認なしで発行できるため、審査落ちのリスクを回避して、スムーズに審査を進められるクレジットカードです。

プロミスVisaカード基本概要
申込対象 ・18~74歳(高校生を除く)
・本人に安定した収入がある人
・プロミス会員であること
利用限度額 ・最高100万円
年会費 ・永年無料
還元率 ・0.5%
発酵時間 ・最短3営業日

【Tカード プラス(SMBCモビット next)】WEBから随時審査状況 を確認できる

Tカード プラス(SMBCモビット next)
Tカード プラス(SMBCモビット next)は、WEBから随時審査状況を確認できるクレジットカードです。

Tカード プラス(SMBCモビット next)は、カードローンのSMBCモビット会員になる必要があります。

SMBCモビットの審査時間は最短30分とスピーディーですが、クレジットカードは最短4営業日と時間がかかります

審査時間が長くなると不安になる人もいるでしょう。

Tカード プラス(SMBCモビット next)なら、審査状況をリアルタイムで把握できるため、審査が長引いている場合でも不安を感じることはありません。

Tカード プラス(SMBCモビット next)は、カードローン機能とTカード機能が付帯した、3役を果たしてくれるクレジットカードです。

日常の買い物やカードローンの利用でTポイントが付与されるため、ポイントを貯めやすくお得に利用できるメリットがあります。

Tカード プラス(SMBCモビット next)は、審査状況を細かく確認したい人や、利便性を重視する人に向いているクレジットカードです。

Tカード プラス(SMBCモビット next)基本概要
申込対象 ・20歳~74歳(高校生を除く)
・本人に安定した収入がある人
・モビットカード会員であること
利用限度額 ・最大80万円
年会費 ・永年無料
還元率 ・0.5%
発行時間 ・最短4営業日

【三井住友カードナンバーレス】最短5分!デジタルカードが即日発行可能

三井住友カード ナンバーレス
三井住友カードナンバーレスは、最短5分でデジタルカードが発行できるクレジットカードです。

三井住友カードナンバーレスでは、プラスチックカードに加えてスマホ上でカード番号が確認できるデジタルカードが発行できます。

デジタルカードは最短5分で発行できるため、オンラインショッピングはもちろん、電子マネーに登録すれば店頭でもすぐに利用可能です。

ただ、クレジットカードを最短5分で発行するためには、下記の条件を満たす必要があります。

三井住友カード即時発行の条件

  • 9:00~19:30の間に申込手続きを完了
  • インターネットで引落口座の設定ができる口座を保有
  • 申込時に口座振替設定が完了

最短5分のデジタルカードが発行されたあとは、最短3営業日でプラスチックカードが発行されます。

プラスチックカードは、カード情報やサイン署名欄がない、セキュリティの高いカードです。

三井住友カードナンバーレス基本概要
申込対象 ・18歳以上(高校生は除く)
利用限度額 ・最高100万円
年会費 ・永年無料
還元率 ・1.0%
発行時間 ・約1週間

【楽天カード】収入条件がなくパートでも審査に通りやすい

楽天カード
楽天カードは、収入に対する条件を設けておらず、パートの人でも審査に通りやすいクレジットカードです。

多くのクレジットカードでは年齢制限のほかに「本人(または配偶者)に安定収入がある人」と、収入に条件を設けています。

しかし、楽天カードでは「高校生を除く18歳以上なら誰でも申込可能」と収入を重視していないため、審査のハードルが低いと言えます。

参考情報

楽天カード公式サイト「未成年・学生のカードお申し込みについて」
https://support.rakuten-card.jp/faq/show/92387?site_domain=guest

楽天カードは、審査スピードが早いことも、審査に通りやすいと言われる理由です。

楽天カードは、カードの到着まで約1週間~10日間必要です。

楽天カードは審査スピードが早く、収入に不安のある人にもおすすめの、審査に通りやすいクレジットカードです。

楽天カード基本概要
申込対象 ・18歳以上(高校生は除く)
利用限度額 ・最高100万円
年会費 ・永年無料
還元率 ・1.0%
発行時間 ・約1週間

【エポスカード】マルイ店舗なら最短当日にカードを受け取れる

エポスカード
エポスカードは、最短当日にマルイ店舗でカードを受け取れるクレジットカードです。

エポスカードの審査は土日や祝日にも対応しており、最短30分で完了します。

急なショッピングのお誘いでもエポスカードなら当日から発行できるため、現金を気にすることなく買い物を楽しめます。

エポスカードは、マルイやハウステンボスなどにある「エポスカードセンター」で受取可能です。

エポスカードセンターは申し込みにも対応しており、不明点をすぐに聞けるためスマホ操作が苦手な人でも安心です。

ただ、マルイとモディ店舗以外のエポスカードセンターは、発行する店舗と提携しているエポスカードのみ発行できます。事前に店舗受取可能なカードを確認しておきましょう。

エポスカード基本概要
申込対象 ・18歳以上(高校生除く)
利用限度額 ・10万円~
※最大限度額は非公開
年会費 ・永年無料
還元率 ・0.5%
発行時間 ・最短30分

【JCBカードW】39歳以下限定!40歳以降も年会費は永年無料

JCBカードW
JCBカードWは、18歳~39歳以下限定で申し込めるクレジットカードです。

JCBカードWは学生など若年層向けであることから、一般より審査のハードルが低いといえるため学生におすすめのクレジットカードです。

40歳以降でも年会費が永年無料で、家族カードやETCカードなどの付帯カードの発行も費用がかかりません。

JCBカードWは、カード番号記載の有無を選択できるクレジットカードです。

「モバイル即時入会サービス」でナンバーレスカードを申し込めば、最短5分でデジタルカードを発行できます。

ただモバイル即時入会サービスは、9:00~20:00までの受付完了と、顔写真付き本人確認書類が必須です。

条件を満たさない場合、カード番号記載のクレジットカードとなり、発行まで最短でも3営業日かかるため急いでいる人は注意しましょう。

JCBカードW基本概要
申込対象 ・18~39歳※入会
・本人または配偶者に安定収入がある人、または学生(高校生除く)
利用限度額 ・非公開
年会費 ・永年無料
※40歳以降も年会費無料のまま継続
還元率 ・1.0%%
発行時間 ・最短5分

【イオンカード(WAON一体型)】イオン店舗ならETCカードも即日発行可能

イオンカード(WAON一体型)
イオンカード(WAON一体型)は、イオン店舗ならクレジットカードに加えて、ETCカードも即日発行可能です。

イオン店内のイオン銀行では、クレジットカードの店舗発行に対応しています。

店舗発行されるクレジットカードは、イオン加盟店限定で利用できる「仮カード」ですが、当日からポイント還元や優待特典が利用できるメリットがあります。

また、イオンカードはデジタルカードにも対応しており、「即時発行」で申し込めば最短5分でカードが発行されます。

クレジットカードの付帯カードであるETCカードは、高速道路の料金が割引になったり支払いの手間を省けたりするメリットがあります。

車移動が多い人などはETCカードが目的で、クレジットカードを発行する人も少なくありません。

発行まで時間がかかるETCカードですが、イオン店舗ならETCカードも即日発行可能です。

ただし、ETCカードの店舗発行は、クレジットカードの申込時ではなく店舗受取の際に申し込む必要があります。

イオンカードとETCカードは同時に申し込んでしまうと、店舗受取できないため注意しましょう。

イオンカード(WAON一体型)基本概要
申込対象 ・18歳以上
※高校生は、卒業年度の1月よりWEB申込可能
利用限度額 ・最高100万円
年会費 ・無料
還元率 ・0.5%
発行時間 ・最短5分

【Nexus Card】デポジット型で限度額を自由に設定できる

Nexus Card
Nexus Cardは、限度額を自由に設定できるデポジット型クレジットカードです。

デポジットカードとは審査不要で保証人の範囲内でクレジットカードと同じように使えるカードのことです。

Nexus Cardの保証金は5万円から200万円で区切りがなく、自分で限度額を設定できます。

Nexus Cardは、必要な分だけを限度額にできるため、使いすぎる心配がありません

Nexus Cardは、クレジットカードによくある旅行損害保険やキャッシング枠がありません。

ただ、クレジットカードの利用に応じてポイント還元が得られます。

ポイントは、公共料金や日々の買い物で200円ごとに1円分貯まり、デジタルギフトへ交換可能です。

デジタルギフトは商品券やグッズ、他社ポイントへの交換など6,000点以上もの選択肢があるため、使い道に困ることはありません。

Nexus Cardは、様子を見ながら細かく限度額を設定したい人や、ポイントを活用してお得に利用したい人にピッタリのクレジットカードです。

Nexus Card基本概要
申込対象 ・18歳以上(高校生除く)
・安定した収入がある人
利用限度額 ・最高200万円
年会費 ・1,375円(税込)
※発行手数料550円(税込)
還元率 ・0.5%
発行時間 ・約2週間

【ライフカード】3万円や5万円の少額限度額から選択可能

ライフカード
ライフカードは、3万円の少額限度額から選択できる、デポジット型クレジットカードです。

ライフカードの保証金は、3万円5万円10万円の3種類から選択可能です。

3万円の少額から発行できるため、手元の現金が少ない人でも申し込めます。

ライフカードは、少額の保証金であっても特典が充実している特徴があります。

ライフカードの特徴
弁護士無料相談サービス ・法律相談が初回1時間無料で利用可能
旅行傷害保険 ・国内・海外旅行時のケガや賠償責任など最高2,000万円補償
シートベルト傷害保険 ・自動車搭乗中の事故を最高200万円補償
ETCカード ・年会費無料で発行可能※限度額10万円のみ

ライフカードは、損害保険やETCカードも付帯できるため、一般的なクレジットカードと変わりありません。

ライフカードは、ETCカードなどの付帯特典を利用したい人や、少額の限度額でクレジットカードを持ちたい人におすすめです。

デポジット型ライフカード基本概要
申込対象 ・20歳以上
・電話連絡が可能な人
利用限度額 ・3万円・5万円・10万円
年会費 ・5,500円(税込)
還元率 ・1.0%
発行時間 ・約1週間

審査なしで利用できるプリペイド式クレジットカード

審査なしでキャッシュレス決済ができる、プリペイド式クレジットカード(プリペイドカード)をご紹介します。

リペイドカードは、事前にチャージした分を利用可能額として、キャッシュレス決済がおこなえるカードです。

プリペイドカードはあと払いにはならないため、未成年でも利用できます。

プリペイドカードは、銀行口座や審査が必要ありません。

事前チャージによって利用できるキャッシュレス決済方法のなかでも、プリペイドカードは手軽に発行できる特徴があります。

プリペイドカードは使い過ぎを防止したい人や、未成年・過去に金融事故をおこしてクレジットカードが発行できない人におすすめです。

【Kyash】支払いは翌月末!あと払いで現金用意が不要

Kyashは、支払いを翌月末にする「あと払い」も利用できるプリペイドカードです。

Kyashではチャージした分だけを決済できるプリペイド式と、あと払いでチャージできる「イマすぐ入金」の2つの機能が備わっています。

イマすぐ入金を活用すれば、手元に現金がなくてもチャージできるため、予定外の買い物にも対応できます。

Kyashでイマすぐ入金を利用する際の注意点は、2つあります。

①イマすぐ入金は審査が必要

イマすぐ入金は、チャージ分のお金を翌月まで借りることになるため審査が必要です。

ただ、未成年 でも申し込めるため審査のハードルは低いでしょう。

リアルタイムで審査がおこなわれ、審査完了後すぐに入金されます。

②イマすぐ入金は手数料が必要

イマすぐ入金を利用するには、入金額によって500円~1,800円の手数料が必要です。

ただ、手数料は初回入金月から翌月末までの利用額に対して発生します。

必要最低限から細かくチャージしても、手数料を気にする心配がありません。

Kyashのイマすぐ入金は、クレジットカードと同様にあと払いが利用できるプリペイドカードです。

Kyash Card基本概要
申込対象 ・対象のOS、端末を使用している人
※未成年は保護者の同意が必要
利用限度額 ・最高100万円/月
年会費 ・無料
※発行手数料900円(税込)
還元率 ・1.0%
※Kyashバリューは0.2%
発行時間 ・最短1分

【dカードプリペイド】ドコモの電話料金合算払いからもチャージできる

dカードプリペイド
dカードプリペイドは、ドコモの「電話料金合算払い」からチャージすれば、あと払いとして利用できるプリペイドカードです。

電話料金合算払いは、ドコモ携帯契約者限定のチャージ方法で、手数料なしで利用可能です。

dカードプリペイドへ電話料金合算払いでチャージすれば、すぐに現金を用意する必要がなく、クレジットカード同様に翌月払いで利用できます

ほかにも、dカードプリペイドのチャージ方法は、利用シーンに合わせて下記から選択できます。

dカードプリペイドのチャージ方法

  • ローソンの店頭払い
  • セブン銀行ATM
  • 電話料金合算払い
  • dポイント
  • クレジットカード
  • インターネットバンキング

dカードプリペイドは、無料で作成できる「dアカウント」があれば申し込めるカードです。

dカードプリペイドなら審査や面倒な手続きは不要で、チャージ方法が豊富に用意されているため幅広いシーンで利用できます。

dカード プリペイド基本概要
申込対象 ・12歳以上(中学生以上)
・dアカウント保有者
利用限度額 ・最高30万円
年会費 ・無料
還元率 ・0.5%
発行時間 ・約1週間

【au PAYプリペイドカード】Ponta ポイントが貯まる!チャージにも利用可能

au PAYプリペイドカード
au PAYプリペイドカードは、利用すればするほどPonta ポイントを貯められるプリペイドカードです。

au PAYプリペイドカードは、200円(税込)につき1Ponta ポイントが貯まります。

また、スーパーやガソリンスタンドなどのポイントアップ店で買い物した際のポイント還元は、200円につき2ポイント以上です。

溜まったPonta ポイントは、コンビニや娯楽サービスなどさまざまな加盟店で使えて、チャージにも充てられるため、使い道に困りません。

au PAYプリペイドカードは、2種類のオートチャージ機能が付帯している特徴があります。

au PAYプリペイドカードのオートチャージ機能
リアルタイムチャージ ・支払時の不足分を自動でチャージできる
一定額チャージ ・指定残高を下回った場合、設定した額をチャージできる

オートチャージを活用すれば、残高不足の心配や都度チャージする手間が不要です。

au PAYプリペイドカードはポイント還元やオートチャージなど、クレジットカードのように利便性が優れているため、普段使いにおすすめのプリペイドカードです。

au PAYプリペイドカード基本概要
申込対象 ・au携帯電話に紐づくau ID
または、auじぶん銀行口座が連携されたau IDの保持者
※解約後も使用可能
利用限度額 ・最高100万円
年会費 ・無料
還元率 ・0.5%
発行時間 ・10日~15日前後

【Visa LINE Payプリペイドカード】タッチ決済なら2%のポイントが還元される

Visa LINE Payプリペイドカード
Visa LINE Payプリペイドカードは、タッチ決済を活用すれば利用額に対して、2%のLINEポイントが還元されます。

Visa LINE Payプリペイドカードは、連絡手段として多くの人が活用している「LINE」アプリで発行できるバーチャルプリペイドカードです。

Visa LINE Payプリペイドカードはオンラインショッピングだけでなく、Apple PayやGoogle Payに設定すれば店舗でもタッチ決済で即時利用可能です。

申し込みから最短1分でスマホ上にカードが発行されるため、すぐに買い物で利用できます。

なかでもタッチ決済の場合、還元率が2.0%となるメリットがあります。

クレジットカードの還元率は0.5%~1.0%が多いため、Visa LINE Payプリペイドカードを利用するほうがお得になる可能性があります。

ただ、オンライン決済に対しては、ポイントが還元されないため注意しましょう。

Visa LINE Payプリペイドカードは、おもに店頭で利用する人やお得に利用したい人におすすめです。

Visa LINE Payプリペイドカード基本概要
申込対象 ・LINEアカウント保有者
利用限度額 ・最高100万円
年会費 ・無料
還元率 ・2.0%
※タッチ決済のみ
発行時間 ・最短1分

クレジットカード審査でチェックされる3つのポイント

クレジットカード審査でチェックされる3つのポイント
クレジットカードの審査でチェックされるポイントは3つあります。

クレジットカード審査のチェックポイント

  • 申込内容と本人確認書類
  • 年収や勤務先情報
  • 信用情報機関のクレヒス

上記の項目は、支払可能見込額の算出に関わるため、限度額や審査の可否につながります。

何気なく申告してしまう、申込内容や勤務先情報なども重要なポイントであるため、しっかり確認しておきましょう。

適当に入力してしまうと、誤った情報で本来よりも限度額が下がったり、審査に時間がかかったりする可能性があります。

それぞれの項目で審査に影響を与えるポイントや、審査でプラスに働く内容を詳しくご紹介します。

申込内容と本人確認書類

クレジットカードの審査では申込内容と本人確認書類から、基本条件を満たしているかチェックされます。

クレジットカードでは、年齢基準や年収の有無などの申込条件が定められています。

申込条件は一般的に18歳以上で安定した収入を必要としているケースが多いですが、下記のようにカード会社によって異なります。

クレジットカードの申込条件(一部)
ACマスターカード ・20歳以上
・本人に安定した収入がある人
・アコムの会員であること
三井住友カードナンバーレス ・18歳以上(高校生は除く)
JCBカードW ・18~39歳
・本人または配偶者に安定収入がある人、または学生(高校生除く)
ライフカード ・20歳以上
・電話連絡が可能な人

安定した収入を求められている場合、アルバイトやパートでも継続的に得られる収入があれば申し込めます。

本人に限った収入を条件としていないなら、専業主婦や学生でも配偶者や家族と年収を合算して審査できるため、個人収入がなくても問題ありません。

申込条件を満たしていれば、提出された本人確認書類と申告内容を照らし合わせ、一致しているかを確認します。

内容が一致しない場合は、必要書類の再提出を求められて審査に時間がかかるため、事前に記載内容を確認しておきましょう。

年収や勤務先情報

クレジットカードの審査では、年収や勤務先情報から支払能力をチェックします。

年収は、支払可能見込額を算出するための重要な情報です。

年収が高ければ支払可能見込額も多くなりますが、年収だけが判断基準ではありません

支払可能見込額は、年収から生活費や債務を差し引いて算出します。

高収入でも生活維持費や債務が多い場合、クレジットカードに支払える額は少ないと判断され、審査に通過できない可能性があります。

年収が少ないだけで審査に落ちることはないため、諦めずに申し込んでみましょう。

勤務先情報は、在籍確認のために必要な情報です。

誤った連絡先で申告すると、勤務先への在籍確認ができず審査が進められません。

また、雇用状態も支払能力を示す大事なポイントです。

たとえば、自営業と正社員の場合、安定した正社員の方が不安定な自営業よりも有利と言えます。

ただ、自営業やアルバイトでも十分審査に通過する可能性はあります。

クレジットカードの審査に通過するためには、正確な情報を申告し、信用性を示すことが大切です。

信用情報機関のクレジットヒストリー

クレジットカードの審査では、信用情報機関に登録されているデータでクレジットヒストリーを確認します。

信用情報機関とは、カード会社や貸金業者などが審査時に利用する、個人の信用情報が登録されている機関のことです。

具体的には、過去の契約や残高・申込情報などのデータが登録されており、審査の際は登録されているクレジットヒストリーを確認して評価します。

審査では、過去に支払いを延滞したり自己破産したりしていた場合、信用性が低く判断される可能性が高いです。

また、現在の借入額や残高が多い場合も、支払可能見込額の算出に影響を与えます。

一度登録されたクレジットヒストリーは変更できませんが、自身で取り寄せて内容を確認することは可能です。

信用情報機関のなかでもクレジットカード会社の加入が多い「CIC」では、手数料500円からと負担が少なくスマホだけで確認できるため、一度取り寄せて確認してみましょう。

参考情報

株式会社シー・アイ・シー(CIC)「情報開示請求先」
https://www.cic.co.jp/mydata/online/index.html

クレジットカード審査に落ちる原因

クレジットカード審査に落ちる原因
クレジットカードの審査で通過するためには、審査落ちの原因から対策を立てておくことが大切です。

審査で落ちる原因として、多くは他社のクレジットカードでの延滞履歴や現在の借入残高が多いケースが挙げられます。

クレジットヒストリーは登録されると変更できませんが、今後のためにも延滞期間や借入残高が与える影響を把握しておきましょう。

審査が不安だからと複数のクレジットカードに申し込むことも、審査落ちの原因となります。

「申し込むだけでは審査に影響がない」と思うかもしれませんが、一定期間内に複数申し込んだ場合、審査が通りにくくなる傾向があります。

クレジットカードへ申し込むまえに審査落ちとなる条件を確認し、対策を立てておきましょう。

書類の不備やウソの申告

クレジットカードでは、書類の不備やウソの申告で審査に落ちる可能性があります。

下記のようなよくある書類の不備は、審査に影響を与えるため注意しましょう。

審査で落ちやすくなる書類の不備

  • 住所が変更されていない
  • 書類の有効期限が切れている
  • 提出期限に間に合わない

クレジットカードに申し込む際は、必要な書類を事前に確認しておきましょう。

引っ越したばかりで住所変更ができていなかったり、書類自体の有効期限が切れていたりすると再提出を求められ、審査に時間がかかる可能性があります。

クレジットカードの審査では、ウソの申告も落ちる原因となります。

たとえば、審査に通りたいために「他社から借入中だけど0円で申告しておこう」「無職だけど前の勤務先で申告しておこう」といったウソの情報を申告しても、審査ではかならずバレてしまいます。

審査では在籍確認や信用情報機関への照会などを実施するため、「故意にウソの申告をしている」と判断された場合、審査に通過できません。

申し込む際はマイナスとなる情報であっても、かならず正しい内容で申告しましょう。

本人や勤務先への在籍確認が取れない

クレジットカードの審査では、本人や勤務先へ連絡がつながる状態にしておきましょう。

クレジットカードのなかには、「電話連絡が取れる人」を申込条件としているケースがあります。

上記の場合、申込意思や条件の確認などで、審査時に電話で連絡がくる可能性が高いです。

またカード会社によっては、勤務先への在籍確認をおこなう場合もあります。

勤務先への在籍確認は「本当に申告した勤務先で働いているのか?」など、支払能力の調査に必要です。

不在着信があっても折り返さずに放置していたり勤務先で電話を取れる人が居なかったりと、本人や勤務先への在籍確認が取れない場合は審査に落ちてしまう可能性があります。

ただ、日中に連絡が取れない人や飲食店など電話が取りづらい勤務先で働く人もいるでしょう。

クレジットカードの審査では、在籍確認方法の変更や電話連絡の時間指定など、柔軟に対応してもらえる可能性があります。

連絡がつながらない可能性があるなら、事前にカード会社へ相談しておきましょう。

他社のクレジットカードで延滞している

クレジットヒストリーに延滞情報があると、審査に落ちやすくなります。

信用情報機関のデータでは、支払状況に問題があった場合「異動※」と登録されます。(※CICの場合)

異動情報があるとブラック状態と見なされ、審査ではマイナスの影響を与えます。

異動として登録される延滞期間は、「支払日より61日または3ヵ月以上」です。

延滞してすぐ登録されるわけではありませんが、たとえ支払額が100円でも、期間を過ぎると異動情報が登録されてブラック状態になります。

一度でも異動情報が登録されると、延滞を解消しても5年間は記録が残り続けます

「面倒だから」「お金がないから」と支払いを後回しにすると、今後のクレジットカードやローンの申し込みに影響を及ぼすため注意が必要です。

もし支払いが困難になった場合、リボ払いや分割払いに変更するなど、カード会社へ相談してみましょう。

クレジットカードを利用する際は支払期限に十分注意し、無理のない範囲で利用することが大切です。

複数社のクレジットカードに申し込んでいる

短期間で複数社のクレジットカードに申し込んだことも、審査に落ちる原因として考えられます。

審査が不安だと「念のため複数で申し込んでおこう」と考える人もいると思います。

しかし、短期間で複数申し込んでしまうと、多重申し込みとなり審査に落ちやすくなります

審査で利用する信用情報機関では、各カード会社の照会履歴も登録されています。

照会履歴は約6ヵ月間残るため、期間内に複数社申し込んでいると「相当お金に困っているのでないか?」「他社でも落ちているなら注意したほうがいい」と判断されてしまいます。

短期間に複数社のクレジットカードへ申し込むと、「申し込みブラック」と呼ばれ審査が落ちやすい状態になります。

申し込みブラックとなる明確な条件は明記されていませんが、目安としては「約1ヵ月のあいだに3枚以上」申し込むと危険です。

審査に通過したいなら、結果が届いてから他社クレジットカードへ申し込むことが大切です。

また、3枚以上のクレジットカードに申し込みたい場合は、なるべく6ヵ月の期間を開けましょう。

他社のクレジットカードやカードローンの借入額が多い

クレジットカードの審査では、他社のクレジットカードやカードローンの借入額が多い場合、審査に落ちる可能性があります。

クレジットカードの審査では、支払可能見込額を算出します。

支払可能見込額は、申告された年収から法律で定められた生活費と、他社の債務を差し引いて求めます。

原則クレジットカード会社は、支払可能見込額に0.9を乗じた金額を超える利用可能額を設定できません。

たとえば、年収256万円で生活維持費が116万円※、他社の債務が20万円(年間)だった場合、支払可能見込額は108万円です。

【計算式:(256万円-116万円-20万円)×0.9=108万円】

しかし、債務が100万円(年間)あった場合、支払可能見込額は36万円になります。

支払可能見込額の範囲内で審査の可否が決まるため、債務が多ければ多いほど支払可能見込額が少なくなり、審査が通りづらくなります。

クレジットカードの審査に通過したいなら、他社の借入額をできるだけ減らしてから申し込みましょう。

※生活維持費とは…地域や居住形態などから法律で定められている、最低限生活を維持するための費用。例では、東京23区に住む独身で、家賃負担有りの場合の生活維持費

まとめ

クレジットカードの審査が不安な人は、下記の5つを覚えておきましょう。

  • クレジットカードの発行に審査は必須
  • プリペイドカードなら審査なしで発行可能
  • 審査は年収やクレヒスなど総合的に判断される
  • 即日発行や申込条件のハードルが低い場合、審査に通過しやすい
  • 審査に通過したいなら、事前の基礎知識や準備を怠らない

クレジットカードの審査は、75%前後の人が通過しているため、比較的ハードルは低いです。

しかし、思わぬポイントで審査落ちとならないためにも、しっかり準備してから申し込むことが大切です。

審査が不安でも、ウソの申告や多重申し込みは避けましょう。